英語を学ぶとき、「外国語をしゃべるのは特別なこと」と感じることはありませんか?
最終的に目指すべきなのは自分自身が英語の環境に違和感なく溶け込んだ状態。
例えば日本語を見聞きしているとき、「これは日本語だな」なんて思いながら聞きませんよね。
ただ入ってくる情報をそのまま受け取っているはずです。
下手したら頭で考えてもいないかもしれない。
それと同じ状態を英語で獲得することが、英語脳を作ること思っています。
結局英語は言葉だから…
英語を「特別なこと」として意識しない
英語を特別なものとして意識してしまうと、学習の途中で「これが正しいのか?」「うまくできないのはなぜだ?」という疑念が湧いてきて、学習がぎこちなくなります。
これが「外国語を話す」という意識に結びつくものです。
英語空間に溶け込むとは、「英語を自分にとって自然な状態」にすることです。
日本語空間で何の違和感もなく過ごせるように、英語空間でも無理なく振る舞える状態を作ることが理想です。
身体感覚での適応
その状態を目指すためにどうするか。
日本語空間で過ごす時と同じように、英語空間を自然に感じられることが重要です。
英語の言葉や文化が自分の身体に浸透し、無意識に反応できるようになれば、学習効果は格段に上がります。
無理な暗記や構造から理解しようとするのではなく、自然に言葉を使いこなす感覚を得ることができるのです。
英語環境に自分をフィットさせるためのアプローチ
英語脳を作るための具体的な手段として、独学の場合多聴多読や日本語の排除が非常に効果的です。
多聴多読
英語の音やリズム、表現を「耳で感じて」「目で感じて」繰り返し体験することで、英語空間を自分の身体に馴染ませることができます。
日本語の排除
英語の環境に自分を馴染ませるにあたって、日本語を使ってしまうとどうしても日本語の延長として解釈しようとしてしまいます。
それでは本当の意味でそこにある英語の環境、情報をとり切ることができません。
『英語を自分の生活に取り入れるのではなく、自分を英語空間の中に巻き込む』、日本語を排除することでこの状況を作り出すことができます。
これらを実践することで、英語を学ぶ過程で感じるべき違和感を最小限にし、スムーズに英語空間に溶け込んでいくことができるのです。
言語は環境そのもの、学ぶこと=全身で受け取ること
勉強を始めてから英語脳の学習法に出会うまで、私は英語を単なるスキルとして捉えていました。
何かこう、私がコントロールする対象として征服するもの、操るもの、そんな状態をゴールとして描いていました。
しかし言語はそもそもほかのスキルとは異なり、外的には環境(社会や文化的慣習など)の要素、内的には人格という根源的な要素にも直結するため一筋縄ではいきません。
一生懸命単語や熟語を暗記をしたり、文法を理解しようと頑張っているのになかなか吸収できないとしたら、「現状維持のために馴染みのないものを排除しようとする無意識の働き」が邪魔しているのかもしれません。
だからこそ、こちらからそこにある環境にただ馴染もうとする形をとるほうが学習が格段に楽になります。
初期は確かにつらいです。
でもそれは知っていることを使って頭で理解しようとするから。
新しい言語は全く知らない環境そのものです。
まずは全身そこにいるだけを目指すことが、学習を効率化させる意外な第一歩だったりするのです。


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