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で、新しい情報を受け入れる心と体の状態について触れました。
どうして私がこの記事を書いたかというと、学習をするときの身体の状態というのが思っている以上に重要なものであると体験的に感じているからです。
この記事では前の記事以上に『学習時の身体の状態』について掘り下げてみます。
うまく集中できない、集中力が持続しない、やる気が出ないといった方の参考になれば幸いです◎
なぜ「情報の受け入れやすさ」と身体の状態に関係があるのか?
学習や成長において、「意欲があるかどうか」「継続できるかどうか」といったメンタル面が注目されがちですが、実はそれ以前に、「情報を受け入れられる身体の状態」が大きく影響していることは見落とされがちです。
私たちの身体は、安全であると感じているときにのみ、新しい刺激や情報をスムーズに受け入れることができます。
逆に不調状態にあると身体は慣れ親しんだ動きをとることを優先します。
つまりすでに知っていることを使うモードになってしまい、新しい情報が入りにくくなるのです。
無意識の身体反応が学習をブロックする
人は驚くほど、自分の身体が今どんな状態にあるかに無自覚です。
- 椅子に座っていても肩に無意識に力が入っている
- 目や口が緊張している
- 呼吸が浅く早くなっている
- 頭が疲れていて「もう何も入ってこない」感覚がある
こういった小さな身体の緊張や不快感でさえ、新しい情報の受容や処理にとっては障害になります。
こういうとき無理に集中しようとしてもなかなか集中できませんが、ここで身体の状態に注目して整えることで自然と集中力を取り戻すことができるようになります。
英語環境に身を置くとき、身体を整えることの重要性
英語環境に入るとは、「大量の未知の情報(=言葉)に触れること」でもあります。
これは身体にとっては、軽いストレス状態を誘発することもあります。
だからこそ、**英語に触れる前の“身体の準備”**がとても大事。
具体的には:
姿勢を見直す
深くゆっくり呼吸する
一度ストレッチして緊張を抜く
目や耳の緊張をほどく
無理に集中しようとせず、「受け取る」意識に切り替える
たった数分の調整でも、英語に対する心の開き方が変わってくるのを実感できるはずです。
まとめ:身体を味方にすると、英語も自然に入ってくる
受け入れられないのは、意志が弱いからでも、やる気が足りないからでもありません。
身体の状態が「受け入れモード」に入っていないだけ、というケースは本当に多いのです。
学習を進めるうえでの土台として、「英語環境に入る前に身体を整える」という習慣を生活の中に取り入れてみてください◎
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