視点を変えるだけでラクに進める―頭を疲れさせない「階層構造」

こんにちは、ぴぴです!

英語の勉強をしているときに、「語彙力が足りない…」「文法への理解が足りない…」「イディオムなどの表現のバリエーションがない…」なんて思うこと、一度や二度じゃないですよね。

そして最終的に「どこから手を付けていいかわからない~!!」となりませんか?

…というかこれ、まさに私のこと。

あれも大事、これも大事、一度にできることは限られているとわかっていても最初にやることを選べない。

これは、そんなお悩みを抱えた私みたいな人に向けた記事です。笑

学習の構造に目を向け、意識を「あとはやるだけ」に持っていく視点をお伝えします◎

学習をラクにする?階層構造とは何か

このブログでいう階層構造とは、やるべきことをカテゴライズして抽象度別に並べたものです。世間では抽象度という言い方でなじみがあるかと思います。

最上位層:技能(英語を使える状態)

上位層:知識、技術、情報、運用

下位層:(例:知識→語彙、文法、イディオム、文化等の背景知識…)

と言ったピラミッド構造で、下に行けば行くほど具体的にやるべきことがハッキリし、上に行くほど下の要素を包括するより抽象的な概念に近づいていきます。

上から見ることで整理される

『英語の勉強で必要なことはなにか?』というと、語彙、文法、イディオム、長文読解、リスニング力…etcようにいろんな要素を挙げられますよね。

どれを一番に挙げるかは人それぞれだと思いますが、基本的にそう言った何をするかといった手段を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

これらはすべて上の階層構造では抽象度の低い項目です。

そして抽象度が低ければ低いほど情報が増える、つまり、やるべきことが膨大にあるように“見える”のです。

抽象度を上げるメリットは『すぐに動きだせる』こと

実際、使えるようになるまでに触れなければいけない情報の量は膨大です。

でも抽象度を上げた視点を持つことによって、やるべきタスク自体の数は減らせます。

たとえば、語彙、文法、イディオム、文化的知識等は、『覚えるべきこと』という意味で同質のものだと考えます。(私はこれに知識というラベルを貼りました)

それぞれの抽象度の低い項目に視点を置いていると、人によっては「単語を覚えるのは得意だけど文法は頭に入らない(からやりたくない、気が重い)…」とか、こういう余計な思考が入り、脳のメモリを食います。

逆に、『知識(覚えるべきもの)』とラベルを貼ってしまうと、そのカテゴリ以下のものはとりあえずすべて「覚えるだけのもの」になります。

そこに、「あー暗記やだなあ」とか「文法わからねー…」みたいな思考が入るのを阻止し、ただただやるべきことに向かえる状態になるのです。

まとめ 脳の省エネで勉強をラクに進めよう

人間以外と即行動ってできないものですよね。

やるべきことがわかっていてもタスクが多いと「どれからやるのが効率がいいか」「これは好き(嫌い)」といった思考が入り、行動を邪魔します。

頭も疲れてしまいますしね、肝心の勉強に回す気力も減ってしまいます。

階層構造を意識するのは、やるべきこと~現在のギャップをできるだけ簡略化して即行動することにとても役立ってくれます。

ぜひぜひ意識して取り入れてみてほしいです◎

ちなみに

この抽象度の視点は苫米地英人さんの「英語は逆から学べ」で初めて触れました。

最初のころはそうはいっても…と思っていましたし、今こうやって書いていても伝わっているだろうかと少し不安です。

個人的には何度も書いていますが「余計なことを考えずに行動するために必要なもの」だと思っています。

また切り口を変えてお話しできればと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました